ついに新型ジムニーシエラが発売されました。
発売初日は、新型ジムニーシエラ、ジムニー併せて約1万台の受注が入ったそうです。
ジムニーは、生誕からの世界累計販売台数が285万台にまで達しています。
それに対し、一日で1万台も売れたことは、ジムニーの新たな伝説になりそうです。
そんな大人気の新型ジムニーシエラをご検討されてる方の中には、
「新型ジムニーシエラってどんな車?」
「新型のジムニーシエラのスペックは?」
「新型ジムニーシエラっていくら?」
などの疑問を抱えてる方のために今回は、
- 新型ジムニーシエラとは?
- 新型ジムニーシエラのスペック
- 新型ジムニーシエラの価格
- 新型ジムニーシエラのデザイン
についてご説明していきます。
今新型ジムニーシエラに乗り換えをお考えの方にはこちらがオススメです!
この記事を最後まで読んで頂ければ、新型ジムニーシエラのスペックやカタログには載っていないお得情報を得られるかもしれませんよ♪
新型ジムニーシエラとは?
新型ジムニーシエラとは、軽自動車であるジムニーをベースに作られたいわば普通乗用車版ジムニーです。
新型ジムニーシエラは、パッと見では軽自動車のジムニーと同じように見えます。
新型ジムニーシエラをすごく簡単に説明すると、軽自動車のジムニーと同じ箱(ボディ)に少し大きめのエンジンを積み、ボディを少しだけワイドに架装したものが、ジムニーシエラになります。
次に、新型ジムニーシエラのスペックについてご説明していきます。
新型ジムニーシエラのスペック
新型ジムニーシエラのスペックについて、個人的な意見も交えながらご説明していきます。
まずは外装から説明していきます。
外装
新型ジムニーシエラの外装は、箱(ボディ)のサイズは軽自動車のジムニーと同じですが、ボディにオーバーフェンダーが付けられていて、前後のバンパーが少しワイドになっています。
スズキは最近フルモデルチェンジをする際に、原点回帰の傾向があります。
アルトやワゴンRの造りににその傾向が見られていますが、今回の新型ジムニーシエラには、とても顕著に原点回帰の傾向が出ています。
外装のデザインについては後ほどご説明します。
タイヤサイズは軽自動車のジムニーとはサイズ違いで、195/80/R15となっています。
内装
新型ジムニーシエラの内装は、居住空間のサイズは軽自動車のジムニーと全く同じです。
内装にも原点回帰の傾向が顕著に出ています。
内装のデザインの詳細についても後ほど説明します。
ラゲッジスペースは旧型より大きくなっていて、リヤシート背面とラゲッジフロアは通常フェルト素材のような布生地ですが、今回の新型ジムニーシエラのラゲッジフロアは樹脂化されています。
汚れが付きにくいのはもちろん、ふき取りやすく、軽い防水のような防汚仕様になっているのが特徴で、アウトドアには持ってこいという仕様になっています。
エンジン
新型ジムニーシエラのエンジンは、従来の1300ccのエンジンではなく、さらにパワーアップした1500ccのエンジン、K15B型エンジンを乗せています。
最高出力も102馬力あるので、オフロードはもちろん、オンロードでも力強いゆとりのある走りが可能です。
シャーシ
新型ジムニーシエラのシャーシも前モデルよりもパワーアップしています。
歴代ジムニー伝統のラダーフレームはもちろん受け継がれています。
変更点は、シャーシの中央にXクロスメンバーが入り、そのXクロスメンバーと第一クロスメンバーの間に追加クロスメンバーが一本入り、リヤ最後部にも追加クロスメンバーが一本入り強化されています。
さらにねじり剛性も従来の1.5倍に高められています。
燃費
新型ジムニーシエラの燃費は2018年下半期から全面導入される予定のWLTCモードでの表記になります。
まずはマニュアルの場合は、
5MT | 市街地モード 12.8km/l |
郊外モード 15.8km/l | |
高速道路モード 15.9km/l |
となります。
次にオートマの場合は、
4AT | 市街地モード 11.2km/l |
郊外モード 14.7km/l | |
高速道路モード 14.6km/l |
となります。
新型ジムニーシエラは、マニュアルの方が燃費が良いですね。
それと基本的に、郊外や高速道路などの、信号がない道路を走行すると燃費が伸びますね。
少し余談ですが、最近の新車でマニュアル仕様が設定されている車はほとんどありません。
あったとしても、CVT(最近主流のオートマ)の方がマニュアルよりも燃費が良いという時代です。
そんな時代の中、新型ジムニーシエラは昔からの定説通りマニュアルの方が燃費が良いですし、オートマもCVTではなく、昔からあるATミッションを採用しています。
オフロードを走破するためには、マニュアルはもちろん、昔からあるATミッションでないと粘りのある走りを実現できないのです。
新型ジムニーシエラは、とにかくオフロードに特化している車なので、燃費に関しては二の次三の次の車なのです。
安全装置
新型ジムニーシエラには、安全装置であるスズキセーフティサポート付けることができます。
スズキセーフティサポートの中身は、
- デュアルブレーキセンサーサポート
- 誤発進抑制装置(AT車)
- 車線逸脱警報機能
- ふらつき警報機能
- ハイビームアシスト
- 先行車発進お知らせ機能
- 標識認識機能
- オートライトシステム
- ライト自動消灯システム
となります。
この他にも、
この機能が付いている状態で山にクロカンしに行ったら大変でしょうね。
山に行く方には、セーフティサポート非装着車をおススメします。
足廻り
新型ジムニーシエラの足廻りには、伝統である3リンクジッドアクスルサスペンションはもちろん、今回から以下のような新しい機能が追加されています。
- ブレーキLSDトラクションコントロール
- ヒルホールドコントロール
- ヒルディセントコントロール
などが追加されています。
この中でもブレーキLSDトラクションコントロールに注目ですね。
ブレーキLSDトラクションコントロールを非常に簡単に説明すると、ぬかるみ脱出機能です。
なので、雪国や悪路をよく走る方には非常に役立つ機能となっています。
ちなみに今回の新型ジムニーシエラには、ステアリングダンパーも標準装備されているので、快適なステアリング操作が期待できます。
このように新型ジムニーシエラのスペックは前モデルに比べ、かなりレベルアップしています。
次に、新型ジムニーのデザインについてご説明していきます。
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新型ジムニーシエラの価格
新型ジムニーシエラの価格は以下になります。
JL | 4WD5MT 1,760,400円(税込み) |
4WD4AT 1,857,600円(税込み) | |
JC | 4WD5MT 1,922,400円(税込み) |
4WD4AT 2,019,600円(税込み) |
次に各グレードのメーカーオプションになります。
JL | スズキセーフティサポート装着車は42,120円高(税込み) |
JC | ピュアホワイトパール塗装車は21,600円高(税込み) |
ブラック2トンルーフ仕様車は43,200円高(税込み) |
以上が新型ジムニーシエラの各グレードの本体価格と、それに対するメーカーオプションの価格になります。
カラーバリエーションは全9色、2トンカラーは全3色から選ぶことができます。
新型ジムニーシエラのデザイン
新型ジムニーシエラのデザインは、
- ボディのシルエットの角張はJA11、12
- ウィンカー、前後バンパーはJA12
- フロントグリルはSJ10
- 内装は左半分と右側はJA11
- 内装のセンター部はJB23
上記のように新型ジムニーシエラのデザインは、歴代のジムニーのいいとこ取りとなっていて、往年のジムニーファンをうならせるようなデザインになっていますね。
まさに原点回帰です。
とにかくシブく、かっこよく、なつかしくもあるデザインに仕上がっています。
新型ジムニーに買い替えるなら今乗っている車を査定に出してみましょう!
新型ジムニーシエラのスペックやデザインを車屋が解説!まとめ
今回は、新型ジムニーシエラのスペックやデザインをご説明してきましたが、いかがでしたか?
新型ジムニーシエラのエンジン、シャーシ、足廻り、安全装置がいかにハイスペックか、また内外装のデザインは歴代ジムニーの特徴を取り入れ、レトロな見た目と、最新技術が上手く混ざり合った傑作となっていることがわかりましたね!
この記事の内容を参考に新型ジムニーシエラの購入のきっかけを見つけていきましょう♪