車屋の為になる話

車を沖縄に持って行くときの輸送費はいくらで最安値はどこ?

海

沖縄へ移住を考えている方、もうすでに移住が決まっている方、今乗っているその車をどうやって運ぼうか悩んでいませんか?

「車を輸送する会社が全くわからない」

「輸送費も見当もつかない」

「とにかく安くすませたい」

 

そんな悩みをもつあなたに、

 

  • 沖縄へ車を運ぶ際の手段
  • 各輸送会社の輸送費
  • どうやって持っていくのが一番安いのか

をお伝えします。

 

今ある車を手放して乗り換えを考えている方には、こちらをオススメしています!

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最後まで読んで頂ければ、あなた環境・条件に合った最安値の方法が見つかるかもしれませんよ♪

沖縄への移住で車は必要?

海

沖縄への移住を考えている方へ、輸送会社や輸送費の前に、そもそも沖縄に車が必要なのかってところですよね?

 

ご存知かもしれませんが沖縄には電車、地下鉄などの交通手段がありません。

 

沖縄は完全なる車社会です。

つまり車は必需品です。

 

沖縄での主な移動手段は、車、バイクになります。

 

日常の生活程度であれば自転車や徒歩のみでも問題ないのですが、遠くに出かける場合や買い物に行く際には、ないと本当に不便です。

 

もちろんバスやタクシーはありますが、那覇でそこそこ運航しているくらいで沖縄本島全域でみると内地ほど本数も出ていないので便利とは言えません。

沖縄の赤瓦

またバス停からバス停の距離も長いですし、バス停に駐輪場などもないので、バス停までタクシーに乗らないといけないなんて場合もあったりします。

 

また沖縄の夏はもすごく暑く、紫外線が痛いくらいに突き刺さります。

そんな中、徒歩や自転車に乗っての移動だと目的地に着くまでに汗びっしょり、肌もカリカリに日焼けしてしまいます。

 

また沖縄の夏はスコールが多く、急に激しい雨が降ったりします。

沖縄の交通環境的にも、気候的にも車があった方が快適に生活できるというわけです。

車を沖縄で使う際の注意点は?

沖縄で車を使う際に、押さえておくべき注意点をご説明しておきます。

塩害

晴れ

沖縄で車を使う上で最も注意しなければいけないものは、塩害です。

塩害を理解し、対策を取らないと車が短期間でダメになってしまいます。

 

別記事の「沖縄で車に乗る人必見!知らないと損する塩害対策〇〇選!」で詳しく説明していますので見てみてください。

道路

道路

沖縄の道路は雨が降るととても滑りやすくなります。

 

原因は道路のアスファルトに使われている、コーラルフロック(隆起珊瑚礁石灰岩)という石灰岩で、軟らかくて削れやすいことが特徴な素材です。

 

沖縄にはアスファルトに使う硬質砂岩が少なく、本土から仕入れようとすると莫大なお金がかかるので、この素材を使っています。

 

太陽が出てる天気のいい日は特に問題ないですが、雨の日は要注意です。

自動車教習所でも雨の日は制動距離(ブレーキを踏んでから完全に停まるまでの距離)がのびると教わりましたよね。

雨上がり

沖縄の道路は制動距離どころか、雨の日にブレーキを強く踏みすぎるとサーっと前に滑っていきます。

その車のタイヤのコンディションや出してるスピードにもにもよりますが、結構滑ります。

 

私も沖縄で運転し始めの頃、雨の日に交差点の信号が赤になって、いつもの感覚でブレーキを踏んだらサーっと停止線を越えて交差点のど真ん中まで滑っていきました。

 

前に車がいなかったので事故は免れましたが、その体験で沖縄の道路の怖さを知りました。

沖縄で運転する際は、普段のブレーキよりも早めのブレーキが重要です。

台風

台風

台風も先ほどの塩害に繋がる内容ですが、海上の台風の発生に伴って海の塩が舞い上がり、雨と風に混ざって車に降り注ぎます。

 

錆の発生や進行に繋がってしまう恐れがあるのが台風です。

別記事の「沖縄で車に乗る人必見!知らないと損する塩害対策〇〇選!」で台風が及ぼす影響についても詳しく説明していますので見てみてください。

管理

管理

管理とは、エンジン・ミッション等の内部の管理ではなく、車の外装の管理になります。

 

沖縄で特に海側に住んでいる方は、定期的に洗車や下廻りなどの外装の手入れ・洗浄をしないと車が錆でダメになってしまいます。

 

こちらも塩害、台風の項目と同様に、別記事の「沖縄で車に乗る人必見!知らないと損する塩害対策〇〇選!」で詳しく説明していますので見てみてください。

車を使って沖縄へ行く場合の交通費はいくら?

東京・大阪・鹿児島の各地から、車で直接沖縄へ行く場合の交通費をご説明します。

条件として、

  • 車は5ナンバーの小型乗用車(全長4m未満)
  • 平均燃費は18km/ℓ
  • 大人1名

と仮定して各地からの計算をしてみましょう。

東京からの場合

スカイツリー

東京から沖縄(那覇)までの総距離2,134kmです。

陸地の東京~鹿児島間は約1,337kmとなります。

 

高速道路料金

  • ETC料金 18,880円(深夜割引適用の場合)
  • ETC料金 19,570円(休日)
  • 通常料金  27,420円

※すべて消費税込みの価格です。

 

いずれか該当するものを選んでください。

 

ガソリン代

道のりはほぼ高速道路なので、

  • 平均速度は時速95kmで走行したと仮定します。
  • ガソリン代はレギュラー138円/ℓと仮定します。

そうすると、ガソリン約74ℓ使用することになり、ガソリン代10,212円(消費税込み)となります。

フェリーでの輸送費

さすがに海の上は車では走れないので、鹿児島からは船に乗せていきましょう。

フェリー(A”LINE)の内容は以下とします。

  • 車1台
  • 大人1名
  • 寝台料金(2等寝台)含む

この場合のフェリー代が69,520円(消費税込み)となります。

総額

東京~沖縄(那覇)まで車で行く場合の交通費は、高速道路料金代+ガソリン代+フェリー輸送費で、総額107,152円になります。

 

※ETC料金は通常料金で計算しているので、通過するタイミングによってはもう少し金額が下がるかもしれません。

大阪からの場合

道頓堀

大阪から沖縄(那覇)までの総距離1,647kmです。

陸地の東京~鹿児島間は約872kmとなります。

高速道路料金

  • ETC料金 12,780円(深夜割引適用の場合)
  • ETC料金 12,930円(休日)
  • 通常料金  18,610円

※すべて消費税込みの価格です。

 

いずれか該当するものを選んでください。

ガソリン代

こちらも道のりはほぼ高速道路なので、

  • 平均速度は時速95kmで走行したと仮定します。
  • ガソリン代はレギュラー138円/ℓと仮定します。

そうすると、ガソリン約48ℓ使用することになり、ガソリン代6,624円(消費税込み)となります。

フェリーでの輸送費

こちらも鹿児島からは船に乗せていきましょう。

フェリー(A”LINE)の内容は以下とします。

  • 車1台
  • 大人1名
  • 寝台料金(2等寝台)含む

この場合のフェリーでの輸送費が69,520円(消費税込み)となります。

総額

大阪~沖縄(那覇)まで車で行く場合の交通費は、高速道路料金代+ガソリン代+フェリー輸送費で、総額94,754円になります。

 

※ETC料金は通常料金で計算しているので、通過するタイミングによってはもう少し金額が下がるかもしれません。

 鹿児島からの場合

桜島

鹿児島から車で沖縄(那覇)に行くための交通費は、フェリー(A”LINE)での輸送費のみです。

その場合の条件は先ほどの東京・大阪と一緒なので、総額は69,520円となります。

沖縄へ公的交通機関で行く場合の手段と料金は?

沖縄へ公的交通機関を使っていく場合の手段とその料金をご説明します。

沖縄へ行く公的手段は、飛行機とフェリーの2種類となります。

東京からの場合

東京

まずは東京から見てみましょう。

飛行機の場合

  • バニラ・エア (成田国際空港発)  6,760円
  • ANA    (羽田空港発)   20,200円

フェリーの場合

2018年4月現在、東京~沖縄間を就航している旅客船はありませんでした。

大阪からの場合

大阪

次に大阪を見てみましょう。

飛行機の場合

  • ピーチ (関西国際空港発)  5,300円
  • ANA (大阪国際空港発) 20,200円

フェリーの場合

2018年4月現在、大阪~沖縄間を就航している旅客船はありませんでした。

 鹿児島からの場合

鹿児島

最後に鹿児島です。

飛行機の場合

  • ソラシドエア (鹿児島空港発)  12,900円
  • ANA    (鹿児島空港発)  14,700円

フェリーの場合

鹿児島~沖縄間はもちろんフェリーが就航しています。

寝台料金(2等寝台)を含めて、16,660円になります。

 

ただちょっとまって!!

輸送費って意外と高いですよね?!

だったらいっその事沖縄で人気の中古車フェアに足を運んでみることも一つの手段です!

 車を沖縄に輸送してくれる会社と輸送費比較

次は沖縄に車を運んでくれる輸送会社とその輸送費をご説明していきます。

ドライブコンシェル

ドライブコンシェル

出典:ドライブコンシェル公式サイト

軽自動車輸送費

  • 東京~那覇  52,000円
  • 大阪~那覇  51,000円
  • 鹿児島~那覇 47,000円

乗用車輸送費

  • 東京~那覇  57,000円
  • 大阪~那覇  56,000円
  • 鹿児島~那覇 53,000円

※上記の輸送費は、消費税込みの値段です。

株式会社マリンカーゴ沖縄

マリンカーゴ沖縄

出典:株式会社マリンカーゴ沖縄公式サイト

軽自動車輸送費

  • 東京~那覇  53,000円
  • 大阪~那覇  52,000円
  • 鹿児島~那覇 43,000円

乗用車輸送費

  • 東京~那覇  59,000円
  • 大阪~那覇  57,000円
  • 鹿児島~那覇 46,000円

※上記の輸送費は、消費税込みの値段です。

ヒューマンリレーション

ヒューマンリレーション沖縄

出典:ヒューマンリレーション公式サイト

軽自動車輸送費

  • 東京~那覇  48,420円
  • 大阪~那覇  47,520
  • 鹿児島~那覇 35,820円

乗用車輸送費

  • 東京~那覇  53,820円
  • 大阪~那覇  52,920円
  • 鹿児島~那覇 39,420円

※上記の輸送費は、消費税込みの値段です。

東西海運株式会社

東西海運株式会社

出典:東西海運株式会社公式サイト

軽自動車輸送費

  • 東京~那覇  42,000円
  • 大阪~那覇  40,000円
  • 鹿児島~那覇 36,000円

乗用車輸送費

  • 東京~那覇  48,000円
  • 大阪~那覇  46,000円
  • 鹿児島~那覇 42,000円

※上記の輸送費は、消費税込みの値段です。

 

以上が各輸送業者の輸送費の価格設定になります。

この輸送費はあくまでも参考価格として捉えてください。

 

以外に東京と大阪って輸送費がちょっとしか変わらないんですね。

 

船の燃料調整費は時価なので、すぐに変動するかもしれません。

輸送業者にお願いするときは、その都度リアルタイムで輸送費を確認して計画を立ててくださいね♪

結論!車を沖縄に持って行く際の最安値の方法は?

ここまで、車で沖縄まで行く場合の料金、沖縄へ行く場合の公共機関の交通費、車を沖縄に輸送する会社とその輸送費をご説明してきました。

 

車を沖縄に持っていく場合の輸送費の最安値とその方法の結論を書きます。

東京からの場合

東京
  1. 東京から車のみで沖縄まで行った場合が、107,152円
  2. 東京からの輸送費最安値の方法は、

バニラエア 6,760円(エアー代) + 東西海運株式会社 48,000円(輸送費)

= 54,760円

比較の結果、東京からの輸送費最安値は54,760円になります。

大阪からの場合

大阪
  1. 大阪から車のみで沖縄まで行った場合が、94,754円
  2. 大阪からの輸送費最安値の方法は、

ピーチ 5,300円(エアー代) + 東西海運株式会社 46,000円(輸送費)

= 51,300円

比較の結果、大阪からの輸送費最安値は51,300円になります。

鹿児島からの場合

鹿児島
  1. 鹿児島から車のみで沖縄まで行った場合(鹿児島はフェリーのみ)が、69,520円
  2. 鹿児島からの輸送費最安値の方法は、

ソラシドエア 12,900円(エアー代) + ヒューマンリレーション 39,420円(輸送費)

= 52,320円

比較の結果、鹿児島からの輸送費最安値は52,320円になります。

 

以上のような結果になりました。

沖縄に車を持っていく最安値の方法は、飛行機 + 輸送会社(船) になります。 

 

距離的に見ると、鹿児島が沖縄に一番近いのに、一番安くないのが不思議ですよね。

船の輸送費のみで比較すると、物理的な距離の長さに比例した輸送費になっていますよね。

 

エアー代で差が出ましたね。

東京、大阪のような大都市における格安航空会社の参入と、便の多さで、地方ではありえないような金額設定になっています。

 

鹿児島まで車で行ってフェリーで沖縄に行くという手段は、最安値には繋がりませんでしたが、「旅」というコンセプトで見れば一番楽しめる手段だと思います。

 

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おわりに

沖縄

今回は沖縄まで運んでくれる車の輸送会社とその輸送費、沖縄に持っていく最安値の方法にについて書きましたがいかがでしたか?

 

今回に記事を参考に、あなたの環境・条件に合った航空会社、輸送会社を選んで最安値で沖縄に車を持っていきましょう♪